「第59回日本女子ソフトボールリーグ」サファイアセクションは、「交流節」を終了し、6勝2敗の「同率首位」で小泉病院 Blue Arrows、「ミラクル」な戦いで快進撃を続けるペヤングが並び、4勝4敗の「同率3位」で大和電機 Blue Lakers、平林金属 Peachblossomsの2チームが並走し、VONDS市原 Emerald Greenが3勝5敗の5位、Citrine SHIMANEが1勝7敗で最下位に沈んでいる。
ここでは7月3日(金)~5日(日)、三重県熊野市・山崎運動公園くまのスタジアム、同健康運動広場A(山側)・B(海側)で開催された「交流節」での戦いを振り返り、9月5日(土)・6日(日)の両日、島根県雲南市・加茂中央公園野球場で開催される「第3節」の行方を展望してみたい。
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6勝2敗「同率首位」:小泉病院 Blue Arrows
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.04(3位) 奪三振:20(5位) 総失点:29(4位) チーム打率:2割9分2厘(3位) 総得点:45(1位) 総本塁打:3(4位) 総失策:6(3位) 守備率:0.974(3位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 今シーズン開幕となる「第1節」で連勝。「開幕ダッシュ」に成功した小泉病院 Blue Arrowsは「第2節」を2勝1敗で乗り切り、サファイアセクション「2位」で「交流節」に臨んだ。 「交流節」では、初戦のMORI ALL WAVE KANOYAに0-5と完敗。序盤であっさりと4点を失い、終盤ダメ押しの1点を奪われ、打線もわずか3安打。投打に元気なく、完封負けを喫した。 続くルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦は、初回に4番・守時瑞希のタイムリーで先制し、終盤6回裏には死球、犠打、バント安打で一死一・三塁と攻め立て、3番・相田くるみが右越二塁打。貴重な追加点を挙げ、2-0とリードを広げたが……勝利目前の最終回、「まさか……」のツーランホームランを浴び、同点。その裏、6番・上田爽樺が劇的なサヨナラホームラン! 「キャプテン」が勝負を決める「一発」を放ち、3-2で勝利を収めた。 最終戦のYKK戦は初回から打線が爆発! 4本の長打を含む9安打・8得点の猛攻を見せ、8-1で圧勝。通算成績6勝2敗で「同率首位」に立った。 投手陣では「ルーキー」髙橋くるみが6試合・25回1/3を投げ、2勝1敗・防御率1.11。サファイアセクション投手成績のトップに立つ活躍を見せている。2年目を迎えた左腕・中嶋雪乃は規定投球回数にこそ達していないが、5試合・12イニングを投げ、1勝1敗・防御率4.08。同じく左腕の玉田彩音も惜しくも規定投球回数に1イニング足りなかったものの、5試合・15イニングを投げ、3勝0敗・防御率3.73と貴重な働きを見せている。 打線では、内山千彩貴が打率3割9分1厘・打点7とチームの「得点源」となる働きをみせ、「ルーキー」相田くるみが打率3割7分9厘・本塁打2・打点7の活躍で「打線の中軸」を任せられるまでに成長。橋本奈津紀も打率3割4分6厘・打点2と好調を持続、ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦で「劇的」なサヨナラホームランを放った「キャプテン」上田爽樺も打率3割4厘・本塁打1・打点3と一時ほどの数字・成績ではないものの、攻撃面に不安はない。 「第3節」では、初戦でVONDS市原 Emerald Green、第2戦で平林金属 Peachblossomsと対戦する。 初戦の相手・VONDS市原 Emerald Greenは「交流節」を終え、3勝5敗の5位と苦しんでいるが、2年連続「日本リーグ準優勝」の実績を誇るチーム。後半戦へ向け、しっかりチームを立て直してきていることが予想される。「第1節」の対戦では9-0と一方的な試合展開で大勝しているが、今度は同じような試合展開にはならないはず。ただ、このまま、「首位争い」を続け、「順位決定節」Aブロック進出、「日本リーグ優勝」をめざすなら、当然越えていかなくてはならない「ハードル」でもある。いまやチームの「エース」となりつつある「ルーキー」髙橋くるみが相手打線を抑え、好調な打線が援護できれば「勝利」が見えてくる。 次戦の平林金属 Peachblossomsは打線好調なチーム。今シーズン最初の対戦では、激しい点の奪い合い、壮絶な打撃戦となり、終盤5点差をひっくり返して9-8のサヨナラ勝ちを収めているが、今回もこのような試合展開となる可能性もある。平林金属 Peachblossomsはチーム打率3割3分2厘、総得点45、総本塁打5といずれも「セクション1位」の数字を叩き出しているが、投手陣に目を向けるとチーム防御率は4.30(セクション5位)。投手陣の安定感では小泉病院 Blue Arrowsに分があると思われるが、相手打線をいかに抑え込み、失点を抑えるかが、この試合のポイントになりそうだ。 好調なチームでは珍しくシーズン中に「監督交代」を行い、「第3節」からは古川竜也新監督がチームの指揮を執る。このあたりもリーグ後半戦の一つの「注目ポイント」となりそうだ。 「第3節」小泉病院 Blue Arrows 試合予定 9月5日(土) 対 VONDS市原 Emerald Green(3勝5敗/5位) ※15:00試合開始予定 9月6日(日) 対 平林金属 Peachblossoms(4勝4敗/同率3位) ※15:00試合開始予定 |
![]() 「ルーキー」髙橋くるみが「サファイアセクション」投手ランキング1位の力投! ![]() 打線はやや下降気味ではあるものの、得点力は十分にある ![]() シーズン途中の監督交代がどう出るか!? リーグ後半戦に注目! |
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6勝2敗「同率首位」:ペヤング
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:2.67(2位) 奪三振:24(3位) 総失点:28(2位) チーム打率:2割6分(5位) 総得点:32(4位) 総本塁打:3(4位) 総失策:9(5位) 守備率:0.962(6位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 「第1節」で開幕「連勝」の好スタートを切ったペヤングは、「ホーム」開催となった「第2節」でも初戦で土壇場の最終回、「代打・ツーランホームラン」で同点に追いつき、延長タイブレークの末、劇的なサヨナラ勝ち! 第2戦で今シーズン初黒星を喫するも、最終戦でも終盤の逆転勝ちで「ホーム」の大観衆を喜ばせ、4勝1敗と星を伸ばし、サファイアセクション「1位」で交流節を迎えることになった。 「交流節」では初戦の厚木SC戦で2-11の大敗。「ミラクル」な戦いもここまでか……と思われたが、続く花王コスメ小田原 フェニックス戦では先発・大橋歩実が好投! 1-0の完封で勝利を収めると、最終戦はプラチナセクション「首位」を走る靜甲 ソルフェジオを相手に堂々の試合を繰り広げ、初回に5番・伊藤千夏、6番・志賀彩音のタイムリー等で3点を先制すると、続く2回裏にも3番・山岸澪衣、4番・吉田果穂のタイムリーで2点を追加。序盤で大きくリードを奪い、先発・上田弓月が終盤6回表に本塁打で1点を失ったものの、被安打3・失点1の力投で完投勝利。5-1で勝利を収め、「交流節」2勝1敗。通算成績6勝2敗で「同率首位」に並び、「ミラクル」な快進撃が続いている。 投手陣では「ルーキー」大橋歩実が6試合・30回2/3を投げ、3勝1敗・防御率2.28。今シーズン「リリーバー」「クローザー」として起用されることの多かった上田弓月が靜甲 ソルフェジオとの「大事な一戦」では先発に起用され、見事にその期待に応え、1失点の完投勝利! ここまで6試合・17回1/3を投げ、2勝0敗・防御率1.21。この二人の力投がチーム躍進の「原動力」となっている。 打線では、山坂香織が打率5割ちょうど、打点3の活躍でチームを引っ張り、伊藤千夏が打率3割8分9厘・打点4、山岸澪衣が打率3割8分1厘・本塁打1・打点7とチームの「得点源」となっている。投手陣に安定感があるだけに、今後も「ミラクル」な快進撃を続けていくには「打線の援護」が不可欠となる。 「第3節」では、初戦で大和電機 Blue Lakers、第2戦でCitrine SHIMANEと対戦する。 初戦の相手は大和電機 Blue Lakers。大和電機 Blue Lakersは日本リーグの「中断期間」「サマーブレイク」中に開催された「第66回全日本実業団女子選手権大会」(7月18日(土)・19日(日)、徳島県徳島市で開催)で3年ぶり3回目の優勝を飾る等、上り調子のチーム。「第1節」の対戦では2-1で競り勝っているが、今回も大橋歩実、上田弓月が「強打」を売り物にする大和電機 Blue Lakers打線をどこまで抑え、踏ん張ることができるかが大きな「焦点」となりそうだ。また、相手投手陣を山坂香織、山岸澪衣を中心とする打線がどう攻略するかにも注目が集まる。このところ調子を落としてしまっている「キャプテン」釣春香の「復調」にも期待したいところか。 次戦のCitrine SHIMANE戦は、投手陣に悩みを抱えているチームだけに「先手」を取って自分たちのペースで試合を進めたいところ。今シーズン最初の対戦では、最終的には9-3と大差をつけて勝利しているものの、試合中盤までは苦戦を強いられている。先制、中押し、ダメ押しの理想的な試合展開に持ち込むことができれば勝利が近づく。 ここまで「サファイアセクション」に「旋風」を巻き起こしているペヤング。この「勢い」を「勝負どころ」の日本リーグ後半戦でも持続させることができるのか!? ここまでの戦いにはしっかりとした「数字の裏付け」があり、簡単に崩れるようなことはないはず。「ミラクル」は続くのか……期待を持って見守りたい。 「第3節」ペヤング 試合予定 9月5日(土) 対 大和電機 Blue Lakers(4勝4敗/同率3位) ※12:30試合開始予定 9月6日(日) 対 Citrine SHIMANE(1勝7敗/6位) ※10:00試合開始予定 |
![]() 大橋歩実、上田弓月の「二枚看板」が首位躍進の原動力! ![]() 安定感のある投手陣を打線がしっかり援護できれば……勝利が近づく ![]() 「サファイアセクション」で「旋風」を巻き起こすペヤング。「ミラクル」はまだ続くのか!? |
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4勝4敗「同率3位」:大和電機 Blue Lakers
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:3.42(4位) 奪三振:29(2位) 総失点:28(2位) チーム打率:3割1分4厘(2位) 総得点:30(5位) 総本塁打:5(1位) 総失策:3(1位) 守備率:0.987(1位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 大和電機 Blue Lakersは「第1節」1勝1敗のスタート。「第2節」を2勝1敗で乗り切り、通算成績3勝2敗、サファイアセクション「3位」で「交流節」に臨んだ。 「交流節」では、初戦でプラチナセクション「首位争い」を演じる靜甲 ソルフェジオと対戦。初回、先発・左腕の斉藤未来がいきなりツーランホームランを被弾。その直後の2回表、4番・新海雪奈がすぐにソロホ―ムランを放ち、「主砲」の一発で反撃開始かと思われたが……その裏、再び斉藤未来が「一発」を浴び、両チーム「一発攻勢」でホームランが飛び交う「空中戦」を1-3で落とし、黒星スタート。 続く花王コスメ小田原 フェニックス戦も投手陣が13安打を浴び、8失点。「自慢の強力打線」も二桁10安打を放ったものの、4回裏に3連続長短打で奪った1点と最終回に1番・三堀茉莉愛が放った「意地」のソロホ―ムランによる1点の2点のみと二桁安打を放ちながら、効率よく得点に結びつけることができず、2-8で手痛い「連敗」を喫した。 最終戦の厚木SC戦も最終回二死までリードを奪われる苦しい試合展開となったが、土壇場で4番・新海雪奈が「執念」のタイムリーを放ち、3-3の同点。「主砲」の一打で試合の流れを引き戻し、延長タイブレークに入った8回表、二死三塁から9番・長尾明奈が勝負を決めるタイムリーツーベースを放ち、4-3と勝ち越し。そのまま逃げ切り、「交流節」1勝2敗とし、最終戦の勝利で何とか4勝4敗の「勝率5割」に戻し、「同率3位」につけてはいるものの、「同率首位」に並んでいる両チームとの差は広がる結果となってしまっている。 投手陣は「左のエース」斉藤未来が規定投球回数に達し、7試合・24回2/3を投げ、2勝4敗・防御率4.26。ここまでのところ、本来の「安定感溢れるピッチング」ができず、苦しんでいる。「右のエース」となるべき木村美咲は規定投球回数未到達で4試合・14回1/3を投げ、2勝0敗・防御率3.42。「期待の新戦力」三堀茉莉愛(JDリーグ・大垣 ミナモから移籍)は、主に試合途中からの登板が多く、6試合・14イニングを投げ、勝ち負けつかずの防御率2.00。前半戦では「真のエース」「軸になる投手」を決めきれず、投手起用が迷走した感もある。 打線も開幕当初は「本来の調子」ではなかったが、徐々に調子を上げ、チーム打率3割1分4厘(セクション2位)、総本塁打5(セクション1位)と「強打」の大和電機「らしい」成績・数字を残している。ただ、総得点30は「セクション5位」と、その成績・数字が必ずしも「得点」に結びついておらず、「勝利」という「結果」を手にすることができず、もがき苦しむジレンマに陥っている。「主砲」新海雪奈は相変わらず「勝負どころ」で快打を連発し、打率5割4分5厘・本塁打3・打点5と「主砲」の名にふさわしい数字を叩き出しているだけに、その前後を打つ打者の奮起を期待したいところ。長尾明奈が打率4割7分6厘・打点5、小川瑠菜が打率4割1分2厘・打点1とそれに続いており、三堀遥愛が打率3割6分8厘・打点2、矢﨑月菜が打率3割6分・打点4と好調を持続しているだけに、チャンスを確実に得点に結びつけ、大和電機「らしく」ノリノリで派手に打ち勝つ試合展開を期待したいところだ。 「第3節」では、初戦で「ミラクル」な戦いを続け、「同率首位」を走るペヤング、第2戦でVONDS市原 Emerald Greenと対戦する。 まずはペヤングの「ミラクル」を止め、「直接対決」で首位との差を詰め、サファイアセクションを「混戦状態」に持ち込みたいところだ。ペヤングはいまや「エース」の貫録を見せつつある大橋歩実、「二枚看板」を形成する勢いの上田弓月と投手陣に安定感がある(チーム防御率2.67/セクション2位)だけに、その投手陣を大和電機 Blue Lakersが誇る「強力打線」がいかに攻略するかが、この試合の「焦点」となる。また、前半戦、今ひとつ調子の上がらなかった投手陣が「勢い」のあるペヤング打線を止めることができるか否かも大きなポイントになりそうだ。「第1節」でペヤングに大和電機 Blue Lakersが敗れ、「開幕連勝」となる白星を与えてしまったことが、「ミラクル」ペヤングを誕生させる一つのキッカケとなった感は否めない。それだけに……ここでペヤングの「ミラクル」をストップさせる役割・使命を果たす「責任」がある。 次戦、VONDS市原 Emerald Green戦は「第1節」開幕戦で対戦し、延長タイブレークの末、4-3で勝利している。現在、3勝5敗の5位と苦しい状況にあるチームだが、2年連続の「日本リーグ準優勝」、昨シーズンは「全日本実業団女子選手権大会」でも優勝を飾る等、「実力」「チーム力」はリーグ「トップクラス」のものがある。ただ、後半戦の巻き返し、「順位逆転」を狙うなら「絶対に落とすことのできない試合」であり、「第1節」での対戦のように、どれだけ苦しい試合になったとしても最後は「勝つ」ことが求められる試合となる。2022年以来の「日本リーグ優勝」を成し遂げるには、この「第3節」は「連勝」が「絶対条件」となる。結局、「勝つ」ことでしか道は拓かれず、「王座奪還」はない、ということである。 「第3節」大和電機 Blue Lakers試合予定 9月5日(土) 対 ペヤング(6勝2敗/同率首位) ※12:30試合開始予定 9月6日(日) 対 VONDS市原 Emerald Green ※12:30試合開始予定 |
![]() 投手陣の奮起なくして「逆襲」はない ![]() 「強力打線」が売り物の大和電機 Blue Lakers。打って打って打ちまくれ! ![]() チーム一丸! 「王座奪還」へ向け、「絶対に負けられない」試合が続く…… |
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4勝4敗「同率3位」:平林金属 Peachblossoms
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:4.30(5位) 奪三振:24(3位) 総失点:36(5位) チーム打率:3割3分2厘(1位) 総得点:45(1位) 総本塁打:5(1位) 総失策:5(2位) 守備率:0.978(2位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 「第1節」1勝1敗、「第2節」1勝2敗で通算成績2勝3敗。サファイアセクション「4位」で「交流節」を迎えた平林金属 Peachblossoms。 「交流節」では、初戦でプラチナセクション「首位争い」を演じるMORI ALL WAVE KANOYAと対戦。2回裏、8番・岡田望のタイムリーで2点を先制し、同点に追いつかれた5回裏には、9番・野村映実のライトへの本塁打で3-2と1点を勝ち越し。6回表、再び3―3の同点に追いつかれたものの、最終回、安打、犠打等で二死二塁の「一打サヨナラ」のチャンスを迎え、9番・野村映実がライト前に勝負を決めるタイムリー! 「劇的」なサヨナラ勝ちで「大きな1勝」を挙げた。 第2戦はYKKと対戦し、序盤3点のリードを許しながら「チーム打率」「総得点」「総本塁打」いずれも「セクション1位」の数字を叩き出している好調な打線の活躍で、2回裏、8番・岡田望のスリーラン等で一挙5点を奪い、一度は逆転に成功したのだが……投手陣が二桁10安打を浴び、8失点。再び逆転を許し、5-8で敗れてしまった。 最終戦はルネス紅葉スポーツ柔整専門学校と対戦。持前の「強力打線」が火を噴き、15安打・9得点の猛攻で9-0の完封勝ち。「交流節」2勝1敗で通算成績4勝4敗、「勝率5割」に戻し、「同率3位」で後半戦を迎えることになった。 投手陣では、「投打二刀流」の行武唯華が7試合・27回2/3を投げ、2勝1敗・防御率2.78。勝田日菜子が6試合・12イニングを投げ、2勝2敗・防御率6.42。こちらも「投打二刀流」の東本結月が4試合・8イニングを投げ、勝ち負けつかずの防御率6.13。登板機会の増えてきた伊藝優良が3試合・5回2/3を投げ、0勝1敗・防御率4.94と「継投策」に活路を見出そうとしているが……もうひと踏ん張りほしいところ。「交流節」でも初戦のMORI ALL WAVE KANOYA戦では先発・東本結月がしっかりと試合を作り、行武唯華へとつなぎ、サヨナラ勝ちにつなげたが、第2戦は序盤いきなりのビハインドを好調な打線がすぐに取り返し、5-3と試合をひっくり返し、「この試合もいける!」と思ったのも束の間、継投策が思うように機能せず逆転負けを喫している。最終戦は大差のゲームとなり、余裕の試合展開となったが、後半戦、投手陣がどこまで踏ん張ることができるかが「巻き返し」「逆襲」のカギを握っている。 その打線では、今田弥里が打率5割8分6厘・打点2のハイアベレージで「サファイアセクション」打撃ランキングの「1位」を走っている。岡田望が打率4割7分6厘・本塁打1・打点8とチームの「得点源」となる活躍。「キャプテン」森香央理も打率4割4分4厘と調子を上げ、大山秋歩が打率3割8分9厘・打点4と当たっており、「ルーキー」大倉佳乃も打率3割1分6厘・本塁打2・打点6と軒並み好調。「チーム打率」「総得点」「総本塁打」いずれも「セクション1位」の破壊力のある打線を形成している。 「第3節」は初戦でCitrine SHIMANE、第2戦で小泉病院 Blue Arrowsとの対戦が組まれた。 初戦の相手・Citrine SHIMANEは投手陣に泣きどころがあり(チーム防御率8.98、総失点72はいずれもセクション最下位の数字)、打線好調な平林金属 Peachblossomsとしては早めに打線が得点を奪い、有利に試合を進めたいところ。ただ「第3節」がCitrine SHIMANEの「ホーム」島根県雲南市での開催となるだけに、「気合」の入り方はこれまで以上のものがあるはずで「ホーム」の大応援団も含めた「完全アウェー」での戦いとなることは覚悟しなければならない。それでも……「上位争い」に生き残り、「順位逆転」を狙うなら「絶対に落とすことのできない」試合となることは間違いない。「強力打線」の活躍に期待しよう! 次戦、小泉病院 Blue Arrowsは「交流節」終了時点で6勝2敗、サファイアセクション「同率首位」に並ぶ好調なチーム。現時点では「首位」と「3位」と差をつけられているが、投打の数字を比較する限り、「同率首位」のチームに遜色ない数字を残しているどころか、それを上回る数字を残していることを考えれば、臆する必要は一つもない。「第1節」での対戦では途中8-3と大きくリードしながら「まさか……」の逆転サヨナラ負け。この「開幕戦」での勝利が小泉病院 Blue Arrowsの「開幕ダッシュ」を後押ししてしまった感がある。今度は「直接対決」で、その「勢い」を止め、サファイアセクションを「混戦状態」に持ち込む「勝利」が必要になる。後半戦の「逆襲」、「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロック進出を狙うのであれば、「第3節」での「連勝」が絶対条件となることは言うまでもない。 「第3節」平林金属 Peachblossoms 試合予定 9月5日(土) 対 Citrine SHIMANE(1勝7敗/6位) ※10:00試合開始予定 9月6日(日) 対 小泉病院 Blue Arrows(6勝2敗/同率首位) ※15:00試合開始予定 |
![]() 「継投策」の成否が後半戦「逆襲」のカギを握る ![]() 「チーム打率」「総得点」「総本塁打」はいずれも「セクション1位」と絶好調! ![]() 後半戦の巻き返しには「第3節」での「連勝」が必要になる |
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3勝5敗「5位」:VONDS市原 Emerald Green
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:2.64(1位) 奪三振:50(1位) 総失点:27(1位) チーム打率:2割7分4厘(4位) 総得点:36(3位) 総本塁打:4(3位) 総失策:7(4位) 守備率:0.968(4位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 2年連続「日本リーグ準優勝」のVONDS市原 Emerald Greenは「今年こそ日本リーグ優勝を!」と意気込んで開幕を迎えたが……まさかの連敗スタート。「第2節」を2勝1敗で乗り切り、通算成績2勝3敗、サファイアセクション「5位」で「交流節」に臨むことになった。 「交流節」では、初戦の花王コスメ小田原 フェニックス戦、3回裏に四球、盗塁、打撃妨害等で二死一・二塁のピンチを招き、タイムリーを浴び、先制を許すと、その直後の4回表、二死から6番・濱本叶美がセンター前ヒットで出塁し、すかさず盗塁。二死ながら得点圏に走者を進めると、7番・吉田優月のライト前へのタイムリーですぐに同点に追いついた。しかし、それも束の間、守備の乱れから勝ち越しを許し、なお無死三塁のピンチが続き、ヒットエンドランを決められ、3点目を失うと、そのまま1-3で押し切られ、痛い4敗目。 続く靜甲 ソルフェジオ戦も初回に「エース」渡邉双葉が安打、四球で無死一・二塁とされ、何とか二死までこぎつけたものの、そこからタイムリーを浴び、先手を取られ、3回裏にも四球で走者を出すと、次打者に適時三塁打を浴び、2点目。4回表、4番・吉田汐里が左中間へソロホ―ムランを放ち、追撃態勢に入るかと思われたが、結局、得点はこの1点のみ。1-2の1点差に泣き、2勝5敗と苦しい状況に追い込まれた。 最終戦、厚木SC戦はその「鬱憤」を晴らすかのように打ちまくり、「キャプテン」塚本楓花の本塁打を含む長打4本、二桁10安打・8得点の猛攻で8-0の完勝。「交流節」1勝2敗で通算成績3勝5敗、「5位」で後半戦を迎えることになった。 投手陣は、「エース」渡邉双葉が6試合に登板。セクション最多の35回2/3を投げ、1勝5敗・防御率2.36。投球内容がそこまで悪いわけではないのだが……投打の歯車が噛み合わず、チームの「5敗」すべてを引き受ける形に……。ペヤングから「移籍加入」した左腕・平山綾乃が4試合・7回2/3を投げ、1勝0敗・防御率4.57。「ルーキー」冨岡真那が5試合・9回2/3を投げ、1勝0敗・防御率2.17と、ともに勝ち星を挙げてはいるのだが、「大事な試合」では「エース」渡邉双葉に頼らざるを得ない状況にあり、その渡邉双葉が投げると、好投しても打線の援護がない……という「悪循環」が続いている。 打線もチーム打率を2割7分4厘(セクション4位)・総得点36(セクション3位)・総本塁打4(セクション3位)と、こちらの数字も極端に落ち込んでいるわけではないのだが、いかんせん「結果」が伴わない状況が続いている。「移籍加入」の濱本叶美が打率4割2分9厘・打点3、吉田汐里が打率4割9厘・本塁打1・打点1、紺野穂乃香が打率3割1分6厘・打点10と打点を荒稼ぎしているが「チームの勝利」には、もう一つ結びつかないというフラストレーションが溜まる状況を打破できずにいる。 「第3節」では、初戦で「同率首位」に並んでいる好調・小泉病院 Blue Arrows、第2戦で大和電機 Blue Lakersとの対戦が組まれた。 「日本リーグ優勝」を争う「順位決定節」Aブロックに駒を進めるには、セクション2位以上になる必要があり、すでに「5敗」を喫しているVONDS市原 Emerald Greenがそこに食い込んでいくには、残り試合「全勝」するぐらいのことがないと「順位逆転」は難しい。もちろんその可能性が消えたわけではなく、その可能性のパーセンテージを上げ、「現実」のものとしていくには、まずは「上位チーム」を「直接対決」で叩くしかない。その意味では、「第3節」の対戦相手は、いずれもVONDS市原 Emerald Greenより「順位が上」のチームであり、ここで「連勝」しない限り、自らの可能性を消してしまうことを意味する。そう考えると、わずかに残る可能性をつないでいくには、自ら勝って上位との差を縮め、そのパーセンテージを上げていくしかないのである。 「第3節」VONDS市原 Emerald Green 試合予定 9月5日(土) 対 小泉病院 Blue Arrows(6勝2敗/同率首位) ※15:00試合開始予定 9月6日(日) 対 大和電機 Blue Lakers(4勝4敗/同率4位) ※12:30試合開始予定 |
![]() 「エース」の復調なくして後半戦の「逆襲」なし ![]() 投打の歯車が噛み合えば……勝利が近づく! ![]() 「順位逆転」のためには……残り試合「全勝」の覚悟が必要 |
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1勝7敗「6位」:Citrine SHIMANE
2026「交流節」終了時点チーム成績
チーム防御率:8.98(6位) 奪三振:12(6位) 総失点:72(6位) チーム打率:2割4分2厘(6位) 総得点:27(6位) 総本塁打:0(6位) 総失策:9(5位) 守備率:0.965(5位) ※( )内数字は「サファイアセクション」6チームでの順位を示す 今シーズンからチームの活動拠点を島根県雲南市へ移し、新たなスタートを切った「Citrine SHIMANE」。開幕連敗のスタートの後、「第2節」でも3連敗。開幕から勝ち星なしの5連敗で「交流節」を迎えた。 「交流節」では、初戦のYKK戦で1-12と大敗。「お決まりのパターン」で投手陣が早々につかまり、序盤で大量失点という試合展開となってしまったが、「第2節」まで見られていた「四死球の多さ」が徐々に「改善傾向」にあるように見えた。 続くルネス紅葉スポーツ柔整専門学校戦では、先発・川端咲穂が力投。ルネス紅葉スポーツ柔整専門学校打線を散発5安打に抑え込み、四死球はわずかに1(四球1)。打線も初回に3番・髙橋みるの犠牲フライ、5番・内藤さくらのタイムリーで2点を先制し、2回表には2番・前田京香のタイムリー、4回表には9番・山田江梨花の適時二塁打で着々と加点。理想的な試合展開で4-0の完封勝ち! 嬉しい「今シーズン初勝利」「本拠地移転後、日本リーグ初勝利」を挙げた。 最終戦のMORI ALL WAVE KANOYA戦は3-5で敗れたが、4回裏に大量5点を先制された直後の5回表、1番・五十嵐綺羅良の満塁の走者を一掃する適時三塁打で3点を返す等、敗れたとはいえ、今後に「光明」を感じさせる試合を見せてくれた。 投手陣では、山下紗季が規定投球回数に達し、5試合・16回2/3を投げ、0勝2敗・防御率13.02。「移籍加入」の小林美紅が5試合・11回2/3を投げ、0勝3敗・防御率9.60。「ルーキー」東野月星が4試合・11回2/3を投げ、0勝2敗・防御率9.60と厳しい数字・成績が並ぶが、同じく「ルーキー」の川端咲穂が規定投球回数には達しなかったものの、5試合・13イニングを投げ、1勝0敗・防御率2.69の数字を残し、「第3節」以降に希望と光明を感じさせるピッチングを見せてくれた。 打線はここまで全試合で得点。前田京香が打率3割4分6厘・打点2,五十嵐綺羅良が打率3割3分3厘・打点4、内藤さくらが打率3割1分8厘・打点3、山田江梨花が打率3割1分6厘・打点3、髙橋みるが打率3割4厘・打点8と、そこまで打線が落ち込んでいるような印象は受けないが、チーム打率2割4分2厘、総得点27はいずれもセクション最下位の数字で、やはり総本塁打0、無条件で得点できる「本塁打」が出ていないのが、得点力部不足につながっていると考えられる。 「第3節」では、初戦で平林金属 Peachblossoms、次戦でペヤングと対戦する。「第1節」での対戦では、平林金属 Peachblossomsに3-11、ペヤングに3-9といずれも大敗を喫している。前半戦での対戦は忘れ、すべてを「リフレッシュ」「リスタート」させるつもりでリーグ後半戦に臨んでほしい。 特に「第3節」は新たな本拠地となった島根県雲南市での開催。「ホーム」で恥ずかしい試合はできない。チーム一丸、ここからもう一度「スタート」を切る気持ちで「第3節」に臨んでほしいものである。 「第3節」Citrine SHIMANE 試合予定 9月5(土) 対 平林金属 Peachblossoms(4勝4敗/同率3位) ※10:00試合開始予定 9月6日(日) 対 ペヤング(6勝2敗/同率首位) ※10:00試合開始予定 |
![]() 投手陣が踏ん張り、「ホーム」開催の「第3節」で2勝目を! ![]() 打線の援護があれば……「勝機」が出てくる ![]() 「ホーム」開催の「第3節」、「ホーム」の観客を沸かせる試合を! |





















